40代になってから、目元の笑いジワや口元のほうれい線、それから顔色が全体的にくすんで見えることなどが気になるようになりました。
メイクレッスンを受けたことで、目線を散らし、気になる部分に目がある程度行かないようにする、ツヤを作ってそこに注目させる方法があることを知ることに。
そして、メイクで自分の顔の何処に視線を向けさせるかという演出をすることができるんだなあ、と思いました。
今回は、メイクレッスンを受けた経験をもとに、40代こそメイクをならうのがおすすめな理由と、パーツごとの演出の仕方を詳しくご紹介します。
目次
40代こそメイクを習うのがおすすめな理由
周りの40代の女性を見ると、子育てに忙しかったり、会社勤めの方は、それなりの役職について忙しく働いている方が多いような気がします。
なので、ゆっくりメイクをする時間をあまり持てなかったり、色んなお店へ化粧品を見に行ってメイクの流行などを聞いたりする時間がないのではないでしょうか。
なので、限られた時間で集中してプロの方の技術を学べるメイクレッスンはおすすめです。
お金はかかりますが、短時間で一生分の技術を身につけられるのは魅力的。
更に、レッスンで使って気に入った化粧品をメモして、レッスンのあとで買いに行けば、1日で自分に合う化粧品を揃えられます。
よって、世の中にあふれる膨大な量の化粧品の中で、何を買えばいいのか迷う時間が無くなるのです。
こうして学んだ技術と化粧品さえあれば、あとは家で学んだことを思い出しながら練習すれば、少しずつ上達していきますよ。
メイクレッスンの流れ
レッスンには様々な化粧品が用意されていて、その中から先生が似合う色を選びながらレッスンを進めていきます。
机に置かれた鏡の前で、顔の左半分を先生がやり方を説明しながらメイクをして見せてくださり、その後、残りの右半分を左半分の見本を見ながら自分でメイクをしました。
この作業は
- 『化粧下地』
- 『ファンデーション』
- 『コンシーラー』
- 『パウダー』
- 『アイシャドウ』
- 『アイライン』
- 『まつ毛』
- 『眉』
- 『チーク』
- 『口紅』
- 『ハイライト』
の順番にひとつづつ区切りながら行っていきます。
パーツごとの演出の仕方
化粧下地
化粧下地には、メイク崩れを抑えたり、乾燥を防いだり、毛穴をカバーしたり、肌の色味をかえたりと色々な種類があります。
私が使っているものは、肌のツヤが綺麗に出る下地。
肌にツヤがあると、人の目線はそのツヤに注目します。
それによって、シワやほうれい線などの気になる部分にある程度目がいかなくなるのです。
更に肌の色味を変えるコントロールカラーをシミなど気になる部分に薄く付けることである程度カバーすることができます。
ファンデーション
ファンデーションは、シミなどを隠したり、肌を明るく見せたりします。
私はコントロールカラーである程度シミを隠すので、ファンデーションは最小限の量で薄付けに。
量が少なくても、自分の肌色に合ったファンデーションは、自分の肌色を明るく見せてくれるのです。
私は40代になって鏡の中自分の顔がなんとなくくすんで見えることが気になっていました。
メイクはくすみの原因を直接なくすわけではありませんが、少なくとも自分に合うファンデーションを塗ることで、肌を明るくすることはできるのです。
私はメイクレッスンの前に受けたパーソナルカラー診断で、サマータイプと診断されていたので、ブルーベースのファンデーションを使いました。
コンシーラー
コンシーラーは、濃いめのシミ、目の下のクマなどをカバーして肌をきれいに見せます。
私は40代になって顔のシミやクマが更に目立つように感じていたので、コンシーラーはメイクに欠かせないものになりました。
目の下にコンシーラーを付けて指で薄く広げながら塗ると、一気に肌色が明るく、綺麗にに。
私はコンシーラーも自分のパーソナルカラーに合ったブルーベースのコンシーラーを使っています。
パウダー
パウダーには顔の印象をふんわりさせるものと、皮脂に吸着して化粧崩れを防ぐものがあります。
夏は後者のファンデーションがおすすめ。
私は皮脂に吸着し、更に顔の印象を透明感のあるものにする、両方の役割を持ったファンデーションがお気に入りで重宝していました。
アイシャドー
アイシャドーは顔を立体的に見せる効果が。
アイシャドーのベースの色は、自分の目の色や顔の色に合わせます。
つまり、ここでも自分のパーソナルカラーに合う色を使うのです。
自分のパーソナルカラーのアイシャドーを塗ることで、目の周囲が明るくなり、顔が華やかに見えます。
眉
人は前からより横顔の方をよく見るそうです。
なので、眉を綺麗に描いて、横から見ても綺麗な形に見える事が大事になるのです。
横顔も眉に注目させることで、他の欠点がある程度注目されなくなります。
チーク
チークは血色を与える役割があります。
チークもやはり自分のパーソナルカラーの色を使うと綺麗になじみます。
私は『ローズ』という青みがかった赤色のチークを使っていました。
肌になじませたチークは血色だけでなく、ツヤも与えます。
口紅
口紅は色で顔全体の印象を演出するので、発色の良いものを付けるのが大事。
自分のパーソナルカラーの口紅を付けると、肌が明るく見えます。
ハイライト
ハイライトは、眉の下から目の下に明るい色をのせて、顔に立体感やツヤを出します。
特に人の目線が一番注目する頬にツヤを出すことで気になる部分に目を行かせないようにすることがでるのです。
まとめ
メイクレッスンを受ける前は、『メイクは顔の欠点を隠したり、白く見せるために塗りたくるもの』だと思っていました。
しかし、厚く塗ることによって、ファンデーションが崩れてしまう事が嫌で、それがメイクをほとんどしてこなかった原因にも。
そして、メイクレッスンを受けて、メイクは顔の気になる部分を隠すものではなく、人の目線が集まる部分にツヤを出したり、人が注目する横顔を意識して眉の線を綺麗に描くなどして、人の目線を操るものなのだと思うようになったのです。
その技術を短時間で集中して学べるメイクレッスンは、忙しい40代の女性にとって強い味方になります。
『忙しくて時間がない』『最近顔のクマやくすみが気になる』という40代の女性の悩みをメイクレッスンは1日で解決させてくれるでしょう。
1日だけ、メイクレッスンを受けることに時間を使って、悩みを解決させてみてはいかがでしょうか。