パーソナルカラーと共にぜひ知っていただきたいのは骨格のタイプです。
自分の骨格のタイプを知っていれば、どんな形の服が似合うのかが分かり、
買い物の効率がぐんと上がります。
今回は骨格診断とはどういうものか、また私が学んだ診断結果を種類別に簡単に紹介します。
目次
骨格診断とはどういうもの?
パーソナルカラー診断の他に『骨格診断』というものも受けました。
こちらも、メイク教室のサイトのメニューで見かけました。
『骨格診断』とは、自分の骨格のタイプを知ることです。
自分の骨格のタイプを知ると、自分の体型の特徴を客観的に把握でき、どんな形の服が自分に合うのか、また合わないのかが分かります。
自分の骨格タイプに合う服を着ると、細く見えたり、足を長く見せたりと自分のスタイルを綺麗に見せることができます。
逆に言えば、『自分に合う服』とは、『自分の体型の弱点をカバーしてくれる形』であり、その形を自分で知り、自分で選べるようになるのが『骨格診断』なのです。
自分の体型をカバーして更にスタイルをよく見せてくれる服で全身をコーディネートすることができたら、とても心強いですね。
そんな服を着ると、一気に自信が付いて、何処へ出かけても大丈夫、と思えるようになります。
私は街を歩いていている時に、ショーウインドウに写った自分をふと見た時に、自分の骨格タイプの服でスリムで脚長になった自分の全身を見て、「うわ、綺麗だな!」と自分で感心することがたまにありました(本当です!)。
どのように診断するの?
骨格診断は道具は使わず先生が診断のポイントになる骨格部分をご自分の手で触ったり目で見たりして主に『部分の長さ』や『骨の太さ』を確認されました。
見ていただいた部分は、上から首の長さ、肩の骨の太さ、肩幅、横から見た胸の厚さ、肩甲骨、手首、手の指、腰回り、お尻周り、足の肉付き、足首周りなどでした。
これらの診断のポイントになる部分の骨の太さや、長さによって骨格のタイプが判断されます。
次に、色々な素材と柄が違う布が用意されていて、鏡の前に座り、先生が後ろから私の顔の下にいろんな布を当てていきました。
すると、布の素材や柄によって自分が負けていたり、馴染んでいたりするのが分かりました。
骨格のタイプによって、似合う素材、似合う柄が分かれるのです。
先生が触診で判断されたタイプに合う布から当てていき、そのタイプの素材や柄が馴染んでいるかを確認します。
もちろん、タイプに当てはまらない布も当てて、馴染んでいないことも確認して、タイプを落とし込み。
そうして、自分の骨格のタイプが診断されるのです。
診断結果を種類別に解説!
骨格診断には3つのタイプがあり、それぞれにファッションのイメージがあります。
種類は、『ストレート』、『ウェーブ』、『ナチュラル』の3つ。
『ストレートタイプ』の要素は、肩幅、手首足首、お尻周りは普通、胸板が厚い、足の肉付きが良い、などで、全体的に直線的な印象です。
ファッションのイメージは、『上質・シンプル』。
『ウェーブタイプ』の要素は、首が細い、なで肩、胸板が薄い、お尻周りが大きい、手首足首が細い、など全体的に曲線的です。
ファッションのイメージは『フェミニン・華やか』。
『ナチュラルタイプ』の要素は、肩幅が広い、肩甲骨がしっかり出ている、手の指の節がゴツゴツしている、胸板、お尻周りが薄い、など全体的に平面的です。
ファッションのイメージは『ラフ・カジュアル』。
『ストレートタイプ』は、体全体のバランスが取れているので、「身体自体がアクセサリー」と言われています。
なので、体の線を隠さないカッチリとした形の服が似合います。
デコルテが綺麗なので、その部分をきれいに見せるVネックがおすすめ。
ウェーブタイプは女性らしい装飾のある服で、ハイウエストのスカートが似合います。
こういう服は上半身のなで肩を隠し、下半身の大きさをカバー出来るので、スタイルを良く見せる結果に。
ナチュラルタイプは肩幅の線を隠す袖が肩落ちしている服や、素材感ののある服が似合います。
それぞれのタイプに似合う服は、それぞれのタイプの長所を活かし、なおかつ短所を補うので、よりスタイルを良く見せるのです。
私の診断は
肩幅 | 普通(ストレート) |
---|---|
首の太さ | 細い(ウェーブ) |
手首・足首 | 細い(ウェーブ) |
足の肉付き | 良い(ストレート) |
胸板 | 厚い(ストレート) |
など、ストレートとウェーブの要素が混ざっていました。
人はそれぞれ体型が違うので、すべてのポイントが同じタイプに揃うわけでもないのです。
よって、私の診断結果は『ウェーブ寄りのストレートタイプ』でした
診断を受けて変わったこと
小物の大事さに気づいた
診断を受ける前の私は、スカーフやアクセサリーをあまり身につけませんし持っていませんでした。
自分の骨格のタイプを知り、似合う形が分かるようになると、着こなし方を意識するようになり、小物への意識が大きく変わりました。
たとえば、ストレートタイプは襟元を大きく開けてVラインを作ると良いのですが、襟の詰まったニットなどを着た時は、代わりにネックレスでVラインを作ります。
そこで、ある程度長さのあるネックレスを使うようになりました。
また、以前は寒い日はダウンジャケットのファスナーを一番上まで上げて首を防寒していましたが、今は上まであげずに首元を開けてVラインを作り、代わりに首にスカーフを巻いて暖をとっています。
似合う着方を可能にするために、小物をとても重宝するようになりました。
大きな買い物にためらわなくなった
以前は買い物で服を見る時は、自分に似合う服が分からないし、失敗するのが怖くてあまり高い服を選べませんでした。
しかし、診断を受けて自分に似合う形を知ると、その形に沿ったものを探すようになります。
そして試着するとやはりスタイルを良く見せてくれていることを確信し、「これは自分に似合う」という自信を持って、ためらわずに買うことができるようになりました。
買い物の効率がさらにあがった
前回の記事で、自分のパーソナルカラーを知たことによって買い物で服の色に迷わなくなった事を書きました。
気になった服を見つけたら、自分のパーソナルカラーに合っているかを見ると同時に、自分の骨格タイプに合った形をしているかも確認します。
色と形が自分に合っていると判断したものを試着すると、ほとんど間違いなく似合っています。
こうして選ぶことで服を選ぶ時間が短縮され、より多くのお店を廻り、多くの商品を見ることが出来るので
より似合う服を見つけることが出来るようになりました。
まとめ
自分の骨格タイプを知ると、自分に似合う形、素材、柄が分かるので、膨大な服の中から自分に似合う服がかなり絞れるようになります。
また、素材が『ナチュラルタイプ』で形が『ストレートタイプ』の服にすると、
ストレートタイプの人はカジュアルダウンに
ナチュラルタイプの人はキチッとした印象に
イメージを変化させることができます。
ただ着崩すのではなく、自分のタイプの要素も取り入れながら綺麗に着崩すことができるようになります。
骨格診断、おすすめです。