2025年2月23日、水尻自子(みずしり よりこ)監督のアニメ作品、「普通の生活」がベルリン国際映画祭で銀熊賞に選ばれました。
今回は、
- 水尻自子は本名!
- 水尻自子の経歴Wikiまとめ
- 水尻自子の創作スタイルは名字のコンプレックスからだった
を中心にまとめてみます。
目次 [hide]
水尻自子(みずしり よりこ)は本名!
水尻さんの名前は本名だそう。
一見ペンネームと思う名前なので、本名であることに驚く人も多いようです。
音楽プロデューサー・小林武史さんは、2010年2月6日のブログで水尻さんの名前が本名であることに驚いたことを書いています。

ちなみにこのブログを書いているところで、
このSalyuのPVに参加してくれる
アニメーション作家の女性とミーティングすることになりました。
あまりのインパクトに追記します。なにがインパクトかと言うと、
その女性の名前は、水尻自子(ミズシリヨリコ)さんと言います。
しかも本名なんだそうです。
それだけのことなんですけれども。
じっくり噛みしめてください。http://archive.eco-reso.jp/kobayashi/index_117.php
小林武史さんが、水尻さんの名前が本名であることに相当驚かれたことが伝わってきますね。
水尻自子(みずしり よりこ)の経歴wikiまとめ!
桑澤菜月のプロフィール
- 名前(本名):水尻自子
- 読み方:みずしり よりこ
- 職業:映像作家
- 出身地:青森県十和田市
- 居住地:東京都
- 生年月日:1984年
- 年齢:41歳(2025年で)
- 出身大学:女子美術大学デザイン学科
Salyu(サリュ)の新曲「新しいYES」のPVに参加している

水尻さんは、2010年にボーカリストのSalyu(サリュ)のPV(プロモーションビデオ)の制作に参加。
Salyuの新曲「新しいYES」のPVでは、水尻さんのアニメーションが所々で流れています。

Salyuの新曲「新しいYES」のPVはこちら。
ちなみに、「新しいYES」は、2009年発売のトヨタ自動車「SAI(サイ)」のCMソングになっています。
水尻自子の創作スタイルは名字のコンプレックスからだった
水尻自子の創作スタイルは「体の一部」が主題
水尻さんのアニメーションは、脚や唇、尻などの体の一部を主題としたものであることが特徴だそう。
水尻さんが2007年大学の卒業制作で発表した「かっぽ」kappo は、ハイヒールを履いた女性の脚にフォーカスしたアニメーションになっています。
水尻さんの作品は観る者にムズムズする感覚を与えるアニメーションといわれています。
水尻自子の創作スタイルは名字へのコンプレックスから
身体の一部を主題とした創作活動のきっかけは、自身の「水尻」という名字へのコンプレックスからだったそう。
水尻さんは、過去のインタビューで自分の名前について次のように語っています。
「発音しにくいし、なにより『尻』という単語が入っていることが許せなかった」
水尻さんは、2013年のインタビューでアニメーションを始めたきっかけを次のように語っています。
彼女がアニメーションを始めたきっかけは、女子美術大学在籍中に先生である伊藤ガビン氏から言われた一言。
「自分が嫌いなものは絶対自分と関係している」。
自身の名字“水尻”がコンプレックスだったことから、お尻の絵を描き始める。
毎日描いては先生に見せるということを繰り返し、卒業制作では、溜まったお尻の絵を見た先生の「アニメにでもすれば」という助言から、アニメーションの道へ進むこととなる。
https://www.dsp.co.jp/tocreator/movie/interview-movie/yorikomizushiri
水尻さんが、嫌いな自分の名前を向き合った結果生まれた作品が『しりプレイ』というアニメーションでした。
水尻さんは、現在『尻プロ』という仲間3人による制作チームを主催しています。
『尻プロ』というチーム名からも、コンプレックスだった自分の名前と向き合おうという意思を感じますね。
まとめ
今回は、
- 水尻自子は本名!
- 水尻自子の経歴Wikiまとめ
- 水尻自子の創作スタイルは名字のコンプレックスからだった
を中心にまとめました。