2024年7月27日、パキスタンカラコルム山脈で日本人登山家2人が滑落する事故がありました。
滑落事故に遭ったのは、山岳カメラマンの平出和也さん(45)と中島健郎さん(39)。
2人は29日午後10時の時点では滑落した場所は確認されましたが救助は困難とされていました。
そして、7月30日夜、救助活動の打ち切りが発表されました。
今回は、k2とは何か調べてみました。
また、過去にk2で滑落したカナダ人登山家のヤバすぎる滑落画像を紹介します。
目次
【平出和也・中島健郎滑落事故】k2は何の略で意味は何?
平出和也さんと中島健郎さんが挑んだk2とは何でしょうか?
k2はパキスタンと中華人民共和国の国境に位置するカラコルム山脈の峰の1つ。
カラコルム山脈は世界に14座ある8000m峰(ほう)のうちの4座を擁しています。
K2(Karakoram No.2)についての詳細は次の通り。
- 意味:Karakoram No.2 、つまりカラコルム山脈測量番号2号を意味する。
- 標高:8611 m(世界第2位)
- 所在地:パキスタンのギルギット・バルティスタンと、中華人民共和国の新疆ウイグル自治区との国境
【平出・中島事故】k2の滑落場所はどこ?
現地からの連絡によると、平出和也さんと中島健郎さんは、27日午前11時半ごろ、7千メートル地点から滑落したそうです。
滑落した2人はお互いの体をロープで繋いだ状態で6000m地点にある事が確認されています。
つまり、2人は7000m地点から墜落し、1000m落ちた事になります。
SNS上では、2人の滑落場所は画像のC3 辺りではないかと言われています。
滑落した2人は6000mの地点で発見された後、24時間経過しても全く動きが無かったそうです。
【平出・中島事故】滑落があったk2のルートはどこだった?
2人が到達していた7000m地点が矢印が差す赤丸の場所だそう。
下の赤丸は過去に同じルートで登った別の登山家が到達した地点(この地点で終了し未到達のまま下山)です。
【映像】過去のk2西壁(せいへき)の登山の様子
こちらは、1997年に日本山岳会東海支部会が挑んだk2西壁の登山動画。
登山口から急な坂道となっており、登山が過酷な様子が伺えます。
k2の生存率がヤバい!
エベレストの6.5%に対してK2の致死率は25%だそう。
エベレストを登頂する20人に対して、K2を登頂するのは1人だけです。 K2はしばしばヒマラヤのサイレンと呼ばれます。また、世界で最も危険な山の1つでもあります。エベレストの6.5%に対して、K2の致死率は25%です。
k2滑落の生存率がヤバい5つの理由!
- 理由①:一面が氷河
- 理由②:ルートが整備されていない
- 理由③:集落から遠い
- 理由④:ガイドがいない
- 理由⑤:悪天候になりやすい
https://note.com/pakistan_info/n/nd721aaec5d3d
【日本人滑落事故】過去のカナダ人登山家のK2滑落動画がヤバすぎた!
2018年7月7日、カナダケベック州の登山家がK2で滑落し亡くなる事故がありました。
事故現場と言われている映像がこちら。
(※追記:コメント欄には滑落した人が身に着けていた装備品という意見もあり、人かどうか不明だそう。)
小さく映っていますが、恐ろしいスピードで転がり落ちていく様子がわかります。
滑落がどれ程恐ろしいものか非常によく分かる映像です。
滑落して亡くなった登山家はサージ・デシュルオさん(53歳)。
サージ・デシュルオさんが滑落したのは、2018年7月7日の午後12時25分頃。
滑落した場所は6700m付近に設置された第2キャンプの近くだったそう。
当時の詳しい状況は、明らかにされていないそうです。
http://www.v-shinpo.com/canadanews/5262-canadanews180712-11
まとめ
- 【平出・中島事故】k2とは?
- 【平出・中島事故】過去のカナダ人登山家のK2滑落動画がヤバすぎた!
以上をまとめました。